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鹿児島中3男子自殺原因は?女担任と高校への失望、理解のない大人

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鹿児島市の中学3年生が2学期始業式の日に命を絶った悲しい事件。どこの中学校かや先生の厳しい叱責内容、男の子のメンタルの弱さがネットで話題になっていますが、本当の原因は何なのか?

中3男子が提出できなかった宿題の量は?

中3男子が通っていた中学校の特徴

この中3男子が通っていた中学校は、鹿児島市内といっても街中にある中学校ではなく、となりの市との境にある鹿児島市の外れの中学校です。田舎の中学校なんですね。

生徒数は1学年150名~200名の間だと思います。

学力の特徴としては、鹿児島市の中心部にある中学校に比べてかなり低い。印象論だけでなく、模試の成績でも、平均点を比べると他の鹿児島市内の中学校より教科によっては20点低かったりしていました。(4、5年ぐらい前の話ですが、今もそう変わらないと思います。)

勉強ができる生徒はとなりの市か鹿児島市内中心部の進学塾に通いますから、特に中3夏休み後の学力差は激しくなります。

鹿児島中学校の夏休みの宿題

ほとんどの鹿児島の中学校の中3生の宿題は、学校で使用しているワークや厚物と呼ばれる復習教材を1冊仕上げる、のようなものが多いんですね。難易度も高いしかなりの量です。

勉強を頑張っていて夏休みも塾に通っているような生徒は、その宿題を塾にもっていきます。1冊仕上げてこいと言われも、分からない・解けない問題がほとんど。自力でできる生徒は200人の学校でも学年TOP5人ぐらいでしょう。

質問ができるような塾なら、それを塾でやるのも理解できますよね。

また、夏休みに塾に通っていると、夏休み中の塾の勉強もあります。毎日の授業の予習や復習です。学校の宿題をやる時間がなく、塾の勉強のせいで終わらない生徒も大量にでてきます。

では、塾に通わないような中3はどうなるのか・・宿題はもちろんみんな同じ。学力で宿題の量に差がつけられているわけではありません。

塾に行かない分時間があるから宿題をできるかというと、もちろんできません。自力でやろうと思ってもやれるわけない。

たとえば、英語は積み重ねの教科ですが、中1の2学期ぐらいからつまづいているような生徒がたくさんいます。英語が分からないまま中3の夏休み前まで部活に熱中してごまかしている生徒が多い。

学力が2極化すればするほど、中学校の授業がほとんど意味がなくなるのも想像できると思います。

「1冊やってきなさい」のような夏休みの宿題を幅広い学力の生徒が自力でやるのは困難。ではどうするか・・解答を写そうとする生徒もでてくるのは当然ですよね。先生たちからは「やれ」と言われているわけです。

そこは生徒が解答を写すことを先生たちも分かっているから、夏休みが終わってから解答を渡して答え合わせさせるというような先生もいるわけです。

塾にいかず自力でやっている生徒にはどうすることもできない。宿題をやりたくてもやりようがないですよね。分からない上に、解答もないわけですから。

夏休みの宿題の目的は、大量の宿題を出して中3生を遊ばせないようにすることなんでしょうね。

そもそも、志望校を決めて受験勉強を頑張らないといけない中3生の夏休みの宿題として、「画一的な同じ宿題」を中学校が出すことが不思議です。学力も違うし、受験する高校も違う。

100メートルを10秒で走る人と20秒で走る人が同じ練習をすることはないですよね。

自殺した中3男子の中学校の40代女性担任が、この夏休みにどういう宿題を生徒に出していたかは知りません。もしかすると、宿題の量としては少ない方だったのかもしれません。

この中学校では、夏休みの宿題が終わっていなかった生徒は他にもいたということですし、中3生が夏休みの宿題が終わらないことは、そんなにめずらしいことではなかったのではないでしょうか。

担任からの言葉

NHKなどが報じていますが、中3男子の40代女性担任は、過去に部活動で暴言があったり、体罰をしたりしたことがあったようです。

40代の女性教師の「何かしらの言動」が自殺のきっかけになったことは間違いないとは思いますが、直接の原因なのでしょうか?

高校への失望

「高校の体験入学に夏休み中に参加した中3男子は、高校の環境について不安を漏らし、涙を流した」という報道ですが、どこの高校だったのか。

母親がNHKの取材に応えています。「息子は漁師になることが夢だった」と涙ながらに語っていました。

もし、この中3男子が漁師になるための学科がある高校を希望していたなら・・その高校に行くには寮に入らないと行けないんですね。この男子生徒が通う中学校の近くから通えるような距離ではないです。

中3男子が思い描いていた高校生活・寮の生活と体験入学で知った現実とのギャップが相当あったのではないかと想像できます。

自殺した理由を考察

中3男子生徒の家庭環境のことについて、いくつかの噂もありますが、本当のところは分からないのでここでは無視します。

中学校の勉強に苦労していた中3男子は、釣りが趣味で漁師になることを夢見て志望校を選んだが、夏休み中に参加した体験入学で思っていた高校生活とのギャップがあり、ショックを受けた。

夏休みが終わり、宿題が終わっていなかったことを女性担任に強い口調で叱られた。「家に一旦かえって、持ってこい!」のようなことを言われたかもしれません。

高校のことを相談したい・・そう思っていたが、担任は1人10分ぐらいずつ宿題が終わっていない生徒を順番に叱っている状況。過去の暴言のことを考えても、感情的な言葉を生徒に使ってしまったのかもしれません。

それでも、中3男子は勇気を振り絞って、涙を流しながら話を聞いてもらいたいサインを出したが、担任は応えてくれなかった。

突き放されて自宅に戻った中3男子。持ってこいと言われても、持っていける宿題はない。

「学校に戻っても、また怒られる・・」「行きたい高校がなくなった」と絶望を感じ・・・

あくまでも個人の推測です。

ネットでは、この中3男子の精神的な弱さを指摘するようなものが多くありましたが、確かにそうかもしれません。

ただ、大人が思っている以上に狭い世界で生きているのが子ども。それを理解してあげないと(理解しようという姿勢だけでも)、今回のような悲劇が起きてしまいます。

個人的には、ほとんどの生徒にとって意味がなく、怒られる材料になっている「夏休みの宿題」と、それをやらせきることが正義だと考えている学校の先生の古い考えをなんとかしたい。

【追記】進路のことでは悩んでいなかった!

6日に葬儀が行われましたが、その中で中3男子の母親や友人は「進路には悩んでいなかった」と取材に答えていました。

高校の進学についての悩みがなかったのであれば、かなり話は変わってきますよね。一番そうなってほしくないのは、「進路のことで悩んでいた。涙を流していた」と話した40代の女性担任ということになってきますが・・

何のための保護者説明会?

10月に入って行われた保護者説明会という名の場で、学校は「調査結果については、遺族以外には話せない。」と説明したそうです。なんのための保護者説明会だったのか。

そのうえで、安心安全な学校になるよう努力するとか、協力してほしいとか保護者に話した先生たちって、生徒が自殺してしまったという事実より、自分たちの評判や退職金にしか興味がない残念な大人。これだから、学校の先生は・・って。